5月28日。
痛ましい事故が起きましたね。
みなさんも知っていると思いますが、神奈川県の茅ヶ崎市で事故が発生しました。
1人が死亡、3人が重軽傷とのことですね。
運転手は女性で、年齢は90歳とのこと。
最近多い、高齢者ドライバーによる事故です。
私はニュースでこのことを知りましたが、そのニュースで言っていた女性の供述に驚きました。
『赤信号なのはわかっていたが、歩行者が渡っていないからいけると思った。』
すごいことを言っていますね。
この女性に自動車を運転する資格は皆無だと思います。
そもそも何のための信号なのでしょうか?
赤信号は止まるというのがルールであって、それを無視した場合、違反となり、減点、反則金の支払いが発生します。
歩行者が渡っていなければ進んでよいということであれば、きわめて信号機は不要になります。
赤信号とわかっていたのに止まらない。とんでもない人だと思いますよ・・・
最近、高齢者ドライバーの事故のニュースを見るようになったと思います。
それだけ高齢者ドライバーの事故が増えているということなんでしょう。
運転免許の自主返納を促すなど、警察なども動いてはいるのでしょうが、
『まだ自分は大丈夫』と、運転している高齢者の方の方がまだまだ多いのではないでしょうか?
すべての地域が都心のように公共機関が発達しているわけではなく、、自動車が不可欠な地域もたくさんあり、そういった場合は
免許証の返納が生活に支障をきたすことになる。返納は難しいということもたくさんありますよね。
この返納というのは難しい問題ですよね。
しかし、加齢によって判断能力の低下など、運転に必要なスキルが落ちてくることも分かっています。
お願いレベルではなく、もっとしっかりとこの問題に向き合っていかなければなりませんね。
さてこの女性、
免許の更新をしたばかりとのことです。
今は、高齢者ドライバーの場合、実車しての教習が必要みたいですね。
どんな教習内容なのかはわからないですが、更新ができたということは運転のスキル自体に問題はなかったということなんでしょうね。
実際にはどこまでチェックしているんでしょうか?
運転スキルに問題はなくても、考え方自体はとんでもなく問題があります。
歩行者が渡っていなければ、赤信号でも関係ないわけですからね。
外を歩くことができませんよ。
私も自動車を運転する立場。
様々なルールを意識しながら運転をするわけですが、
そんな考えのドライバーがいてはどのように事故を回避すればよいのかわかりません。
すべての高齢者ドライバーが今回の女性と同じということはありません。
しかし、一人の高齢者ドライバーが起こした死亡事故だということも事実。
ペダルの踏み間違えによる高齢者ドライバーの事故のニュースも頻繁にみるようになりました。
自動ブレーキの装着など、自動車の進化も進んでいます。
ただ、問題なのは車の進化が遅いのではなく、免許を所有することに問題のある人が免許を持っていて運転資格があるということではないでしょうか?
今は、任意での免許の返納ですが、年齢で強制的に返納させるなど、今よりも厳しいルールにする必要もあるのではないでしょうか?
周りを強化することも大事ですが、中心が半端ではどうにもならないと感じます。